理事長挨拶

理事長あいさつ

新潟県運転代行協会 理事長 梅川 昭廣


当協会は令和4年10月に、運転代行業を営む事業者が集まり設立された団体です。当然運転代行を業とする行政機関の認定を受けた事業者で構成された会員が活動する業界団体となります。

近年、世界中が新型コロナウイルス感染症で混乱する中で、運転代行業界も売上の減少及び、まん延防止等重点措置等の対応で困難な状況に直面してきました。その様な状況下で様々な問題解決に、業界事業者個々で対応する事より、業界全体で対応する事の優位性を求め、有志が集結し誕生した業界団体です。

理念を「地域の飲酒運転撲滅に寄与する」「団結し、経営環境の改善を図る」としております。

「地域の飲酒運転撲滅に寄与する」については、最近の報道機関等に拠りますと飲酒運転が増加傾向にあるとされております。その増加の一因に急な需要回復による運転代行サービスの供給不足も関係していると思われます。      現在、地域社会における運転代行サービスは、公共機関としての役割を求められております。協会としても、業界の活性化を図り需給のバランスを整えるよう努力することが必要と感じております。

又、「団結し、経営環境の改善を図る」については、業界内の課題としてコロナ禍で疲弊した個々の経営について、早急な改善が求められております。特に、運転手不足による供給不足、燃料費高騰による不採算化は早急に改善すべき最重要課題です。「団結し」と強調したことで、会員自身が業界団体としての自覚と責任を明確にする目的があります。

当然、上記以外にも解決すべき課題は山積しております。しかし、一番の問題点は業界としての意志を持つことです。

私としては、困難な社会情勢の中で、業界の公共交通機関としての自覚と責任をもって活動し、5年、10年先協会が発展していくことに努力すると同時に、協会の活動を通じ地域社会に貢献出来るように精進したいと考えております。